先端可動式工業用内視鏡

3Rの内視鏡なら極細径と性能で御社の信頼性を高めます

細管や複雑に入り組んだ部品内部の検査を行う際、誤ったケーブル径を選んでしまったり、不十分な性能の内視鏡を採用してしまうと、作業者の負担が大きくなってしまったり、不具合を見逃してしまう恐れがあります。また、不具合を見逃してしまえば製品や検査に対する信頼性は低下します。
JFIBERでは従来品にはなかった先端可動対応の極細径を実現。この細径と高性能先端可動により精密で正確な検査を可能にし、作業者の負担を軽減。正確なジャッジを行うことで信頼性を高め、御社のビジネスをサポートします。

一般的なモニタに比べ約1.5倍の大画面で危険な見落としを防ぎます

検査中、小さなモニタを見続ける目の負担は計り知れません。また、見える範囲が小さいと不具合の判断がつきづらく、検査時間が長引き効率が悪くなってしまいます。
JFIBERはハンディ型の工業用内視鏡では最も大型の5.1インチ。通常3.4インチモニタの約1.5倍の大きさで検査対象の詳細が見やすく、作業効率を高められます。

ノイズを抑えたクリアな映像で細かな傷やバリ、ピンホールを瞬時に特定

従来の工業用内視鏡と圧倒的な差をつけるHDディスプレイと100万画素のカメラ解像度でノイズが少ないクリアな映像を実現。1つ1つの傷を細かに映し出すことができるので精密な検査に最適です。鮮明な映像なら不具合箇所の瞬時に判定でき、検査の質を向上することができます。※カメラ解像度は先端径によって異なります

HDMI出力対応でクリアな映像を大画面共有できる

これまでの内視鏡は外部モニタに出力する際、アナログ出力が主なため映像が荒く見えづらいという課題がありました。JFIBERならHDMI(デジタル)出力を可能にし、鮮明な映像をモニタへ映し出すことができます。
動画や静止画の確認は本体とモニタをケーブルで接続するだけ。会議など複数人での共有や、クライアントへの説明をPCやテレビモニタで行えます。また、リアルタイム映像の出力なら大画面に映し出すことによって円滑に不具合を判断でき、検査の効率を改善します。

独自に開発された長距離伝送技術で正確な曲げを実現

直感的でしなやかな湾曲は、検査を円滑に行うために欠かせない機能です。
JFIBERは独自に開発された長距離伝送技術で精密な動きを実現。俊敏な指元の動きも、先端まで正確に伝えます。今まで困難に感じていた複雑に入り組んだ対象物の検査も、JFIBERなら細やかな湾曲操作で思い通りに可動します。※可動域は先端径・有効長によって変わります

軽い押し心地のジョイスティックで作業者の負担を軽減

操作しづらい可動式の内視鏡でストレスを抱えていませんか？見えない場所の点検では、操作性次第で作業負担は大きく変わってしまいます。
JFIBERのジョイスティックは、他製品と比べ軽い押し心地。また、従来のダイヤル式の内視鏡と違い、スティック式なら直感的に操ることができ、作業者の疲労やストレスを軽減します。

φ2.8mm～φ6.0mmは4方向可動　（φ2.2mmは2方向可動）

精密な点検も可能にする映像ロック機能

点検中に不具合箇所を見逃さないために、注意深く観察する必要があります。 JFIBERは点検中の映像を一時停止することができる映像ロック機能搭載。撮影し再生する手間なく、ボタンを押すだけで点検映像を止めてじっくり確認し判断することができます。

小さな傷も拡大して確認できる最大8倍のデジタルズーム機能

小さな傷やバリを検査したいときはデジタルズーム機能が便利です。ボタンを押すだけで、モニタサイズの変更とデジタルズームを行います。フルサイズ→ワイド→ズーム×8→ズーム×4→ズーム×２の順に変更します。
※ズームした状態での撮影はできません

9段階の調光機能で最適な明るさに設定できる

細やかな9段階調光機能で検査環境によって最適な明るさを選べます。調光はモニタ下部のボタンで操作し、現在設定の明るさをモニタに表示される数値で確認できます。

一度に広範囲を確認できる視野角90°/100°

工業用内視鏡の視野角は45～80°が一般的です。
このJFIBERは90°または100°の視野角で一度に広範囲を確認。作業スピードが向上します。

従来の内視鏡よりも高い最大８０℃の高耐熱設計

60℃前後の耐熱温度が一般的な従来の内視鏡の中で、JFIBERのケーブル部分の耐熱温度は-25～80℃と、高耐熱を誇ります。モニタにも-10℃～55℃の耐熱性を備えているため、温度が高い機器のメンテナンスなど、さまざまな現場で使用することができます。

挿入部 IP67の防水性能で
安心して水場での作業が行えます

JFIBERは挿入部にIP67の防水性を発揮。排水口、水道管の検査などで水にぬれても安心です。
IP67（挿入部）：規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない。粉塵の侵入が完全に防護されている。

耐摩耗性、堅牢性を兼ね備えたケーブル

内部状況がわかない場所で使用することが多い内視鏡は、汚れや障害物などでケーブルを傷めてしまう可能性があります。
JFIBERのケーブルは耐摩耗性、堅牢性を兼ね備えた「タングステン」を採用。過酷な環境でも耐えることができ、長く使用できます。

傷や亀裂、バリが今まで以上に見つけやすいネガ反転機能

傷や亀裂、バリ等が見つけやすいネガ反転機能なら、より細やかで正確な検査を可能にします。また、ネガ反転機能の他にモノクロモードや、自動・固定が選べるホワイトバランス機能を搭載。充実した補正機能を搭載したJFIBERなら今まで見づらいと感じていた内視鏡検査の常識を覆します。

金属の反射を抑える露出補正機能で見やすさを向上（φ3.9mm/φ6.0mmのみ）

露出補正機能は金属や研磨面などの点検に便利な機能です。ボタンを押すだけで露出を手動で調整。-2～+2の範囲で調整可能です。空洞の内観検査にも露出機能があれば明るさを保つことができます。 ※露出機能は3.9mmおよび6.0mmモデルのみの機能です。

簡易計測や中間点の確認に便利なスケール機能

検査する被写体のサイズを測りたいときや、中間点を確認したいときには十字スケール機能が便利です。リアルタイムで映像を見ながら大まかなサイズを知ることができ、ボタンを押すだけで表示・非表示が選択できます。

常に見やすい位置を保持できる
360°画像回転機能

画像回転機能で360°見やすい向きに映像を回転して表示することができます。回転はボタンを押すだけ。検査を快適に進めるには欠かせない機能です。

修理コストを軽減することで長期的な使用をサポート

従来の工業用内視鏡ではモニタ・ケーブル部が一体となっているタイプが多く、ケーブル部のみの故障でもトータルの修理費用が膨れ上がることがありました。JFIBERはφ2.8mm以下モデルでは初、カメラケーブルユニットとモニタを分離が可能。メンテナンス時のコストを抑えユーザーの負担を軽減。長期的な使用をサポートします。※お客様自身では分離できません

作業効率を上げたい、品質を向上させたい、点検費用を削減したいなど 内観検査に関するお悩みを解決します

先端可動式工業用内視鏡JFIBERは自動車・航空・鉄道・船舶業界、製造業界、設備点検、建設業界など幅広く活躍できる高性能上位モデルです。機械の内部点検などのメンテナンスや品質検査で活躍します。

JFIBERシリーズは超極細φ2.2mmからφ6.0mmまでの先端径、最大有効長6mの充実したラインアップで取り揃えています。 径によって仕様が異なりますので、ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

ドラム缶の内部観察に適したφ19mm管内検査カメラ

JIFIBERシリーズにはφ19mm・有効長1m～3mの管内検査カメラがあります。 先端可動式でドラム缶の内観検査におすすめ。詳しくはこちら（https://3rrr-btob.jp/archives/items/3r-jfiber219）をご覧ください。

・JIFIBER本体
・MicroSDカード（テスト用）
・カードリーダー
・USBケーブル
・HDMIケーブル
・充電器
・充電池×2