「美容」業界導入事例
導入いただいた企業様
頭皮用マイクロスコープを扱うメーカー、スリーアールソリューションは全国に80院(2019年2月現在)を展開する、テレビCMでも有名な湘南美容グループの湘南美容クリニック AGA新宿院でAGA(男性型脱毛症)の専門医として活躍されている笠井先生に独自取材をさせていただき、あまり知られていないAGAについてのお話や、AGA診断に伴うマイクロスコープの重要性についてお伺いしました。
東京都渋谷区代々木2-2-13新宿TRビル4階
課題と採用理由
- 導入時の課題
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- マイクロスコープを個室に1台ずつ設置するとコストがかかる
- 個室に1台ずつ設置すると診察の度にセットアップの必要があり時間がかかる
- 採用理由
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- ワイヤレスで持ち運んで個室を移動できるため導入コストを抑えられる
- 持ち運べるからその都度セットアップをする必要がなく時間短縮になる
導入の効果
やはり薄毛を気にされてる方が多いです。当院はAGAに特化していますので、男性9割で女性が1割の割合で来院されます。 男性の場合は「AGA」いわゆるAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」のことですが、薄毛治療を主に行っています。
それ以外に美容部門として、脱毛、ボトックス、ヒアルロン酸などもありますが、ほとんどが薄毛治療です。
薄毛の治療は大きく分けると飲み薬や塗り薬、それからメソセラピー。メソセラピーとは薄毛部位にレーザーと超音波を用い、薬を直接注入して成分を浸透させる治療法です。
そして植毛という三つが一番多いです。
美容外科医になるまでは脳外科医として手術をしてきましたが、50歳になったとき肉体的に疲労を感じ、美容外科医になりました。
脳外科は髪の毛を扱いますし、ずっと頭の手術をしてきたので、これだったら自分に合うんじゃないかって思ったのがきっかけですね。 AGAというのは元々治らないものとされていました。 先ほど治療方法をお話ししましたが、その全ての治療でなにが重要なのかというと、やはり「診断」です。 マイクロスコープで見た弱毛化が進行している頭皮 AGAの診断基準は先ほど話した「弱毛化」です。髪の毛が細くなって弱くなってくるというのが弱毛化で、軟毛と言ったりもします。 やはり、使いやすさですね。使いやすさと言うのはピントが簡単に合わせられるかどうかというところ。
それと倍率。大体50倍くらいの倍率がちゃんと設定できるかどうかということ。
そして写真撮影ですね。写真を撮影して保存できるかどうか。これが一番ですね。 たとえば、クリニック内にはいくつかの診察室がありますよね。院長を務める湘南美容クリニック AGA新宿院について
脳外科医から美容外科に転科された経緯とは
頭の手術を何度もしてきて、はげを作ってきた訳ですから、それを治したいという思いもありました。
私が美容外科になろうと思った時はまだAGAの専門医が誰もいなかったんです。それならということで、専門医のトップを目指そうと思いました。数少ないAGAの専門医として第一線で活躍する笠井先生が今伝えたいこと
今までは毛穴が詰まるとか、ストレス、シャンプーではげるなど様々なことが言われてきたんです。
ですがはっきり言うと、それはほとんど関係ないです。
毛穴が詰まっていてもそれだけではげることはないし、ストレスだけではげることもない。
大胆な言い方ですが、実際はAGAという病気のようなものなんです。8割以上は遺伝で決まってしまう。
そういうことは、一般的にはあまり知られていないのが現状なんです。
私自身、この分野に入ったのは10年前で、そのときは私もその事実を全く知りませんでした。
そのころからやっとAGAというものが医学的に解明されてきて、実際は薬や植毛という手術によって、相当よくなるってことがわかってきたんです。
マッサージや増毛でどんどん悪くなってしまう人もいるので、事実を伝えて「薄毛で悩んでる人を世の中からなくしたい」というのがわたしのミッションです。
インタビューから「現場を知る」
マイクロスコープがAGA診断に必要不可欠な理由とは
そのAGAの診断の一つは、外観、見た目です。
まず薄くなっているところを目視で確認したあと、マイクロスコープを使い「弱毛化」がどのくらい進んでいるかというのを見て、マイクロスコープの画像から最終的な判断をするわけです。
ですから非常に重要なところで、「マイクロスコープがなければ私たちは診察できない」と言ってもいいかもしれません。
もともと太い毛が細くなってしまったり、成長できなくなってしまう。これが一つの視野の10%以上になってくるとAGAだと判断します。
ですからどの部分が薄くなってるかをマイクロスコープで調べていくことが非常に重要な事なんです。診断に必要不可欠ですね。
そこに医者が行って診察を行うのですが、当然有線の場合はそこに備えつける必要があります。
ですから、10部屋あれば10個買わなければならない。
逆に言うと、ワイヤレスなら医者が一人に一個持っていればそれで移動できるので、良いと思います。
いろんな場所で観察できますし。
有線の場合は、ケーブルがあるので患者さんの動き方によってどうしてもこちらの動きが制限されてしまう。
そこがワイヤレスの良いところです。
今後はさらに、より良い製品をご提供できるよう商品開発に取り組んでまいります。
貴重なお話をありがとうございました。
今回導入いただいた製品
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