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デジタル顕微鏡のおすすめタイプは?失敗しないための選び方を紹介

デジタル顕微鏡は肉眼では確認できない、ミクロの傷や細胞を確認できます。

使用する現場はさまざまで、学校や研究施設以外でも食品関係、美容関連などでも使われます。

今回は、デジタル顕微鏡のタイプ別の特徴や購入の際に意識すべきポイント、メンテナンス方法などを解説

デジタル顕微鏡はさまざまな種類が販売されているため、タイプ別の特徴や購入する際のポイントなどを理解することで、各業種に合った機器を選べるようになります。

満足度やコスパの高いデジタル顕微鏡を選んで、日々の業務を効率化させるための参考にしてください。

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デジタル顕微鏡の種類

デジタル顕微鏡は、さまざまなタイプの機器が販売されています。

用途に合った機器を選ぶのが難しいデジタル顕微鏡ですが、大きく分けると以下の2タイプに分類できます。

  • ・一体型デジタル顕微鏡
  • ・セパレート型デジタル顕微鏡

一体型のデジタル顕微鏡

一体型デジタル顕微鏡とは、モニター部分と光学レンズ部分が一体化になっており、分離させて使用できないタイプです。

デスクタイプとも呼ばれており、デスクや作業台に固定して観察作業を行います。

一部、屋外での観察作業にも適しているハンディタイプの一体型デジタル顕微鏡も販売されいますが、一般的にはデスク上で観察するタイプです。

屋内でコンセントを使用するため、顕微鏡のバッテリーを心配する必要がありません。

セパレート型のデジタル顕微鏡

セパレート型のデジタル顕微鏡は、モニター部分と光学レンズ部分が分離(セパレート)されているタイプです。

一体型のデジタル顕微鏡とは異なり、全体的にコンパクトに設計されています。

また、レンズ部分を自由に動かせるため、屋外での観察・検品業務が多い事業者におすすめできるタイプです。

価格帯も、一体型のデジタル顕微鏡と比較してリーズナブルな傾向にあります。

製品によっては5,000円以下で購入できる顕微鏡があったり、性能を重視したハイグレードモデルも販売されていたり、幅広い業種に対応しているのが特徴です。

デジタル顕微鏡を選ぶ際の5つのポイントとおすすめ

デジタル顕微鏡は、大きく分けると「一体型」と「セパレート型」に分類できます。

細分化させると、「ハンディタイプ」や「デスクタイプ」などにも分類できます。

デジタル顕微鏡はシンプルな仕組みながら、さまざまな種類が販売されているため、用途にあっていることを意識して購入すると失敗しません。

用途に応じた選び方なら「セパレート型・一体型」どちらもおすすめ

椅子に座って長時間の観察作業をする場合は、デスクタイプが多い一体型デジタル顕微鏡がおすすめです。

一方、精密機械を製造する工場や医療現場などの、屋外での観察作業が多い場合には、手軽に携行できるハンディタイプのデジタル顕微鏡が適しています。

種類によっては、一体型のデジタル顕微鏡でも持ち運びに適しているタイプも販売されています。

用途に応じて、さまざまなタイプの機器を選べるのがデジタル顕微鏡の魅力です。

各業務内容や特徴などに応じて、利便性の高い顕微鏡を選ぶようにしましょう。

タイプを重視するなら「さまざまなデジタル顕微鏡」を見てから選ぶのがおすすめ

デジタル顕微鏡のなかには、一体型やセパレート型、ハンディタイプ、デスクタイプなどのさまざまな機器が販売されています。

リーズナブルな機器や、屋外での観察に適した機器、高性能な機器、長時間の作業に適した機器が販売されており多種多様です。

業務内容に合ったデジタル顕微鏡を購入したい場合は、幅広くさまざまな機器を確認しましょう。

機能を重視した選び方なら「一体型」がおすすめ

一体型のデジタル顕微鏡は、長時間の作業を想定して作られているため、高性能なタイプが充実しています。

基本的には椅子に座り、作業台や机で長時間の観察作業を行うのに適したタイプが多いです。

顕微鏡本体も重いため、携行には向いていません。

長時間、一定の場所に据え置いて作業をするので、重量感のある高性能な機器が多く販売されています。

大学の研究室や実験を行う機会が多い方は、一体型のデジタル顕微鏡を選ぶのがおすすめです。

予算に合わせたデジタル顕微鏡選び方なら「セパレート型」がおすすめ

予算に合わせてデジタル顕微鏡を選ぶ場合は、簡易的に作られているリーズナブルなセパレート型がおすすめです。

セパレート型は、モニター部分と光学レンズ部分を分離させて作業できるため、屋外観察に適しています。

デジタル顕微鏡としては必要最低限の機能しかないものが多く、扱いやすさを重視して作られている機器です。

一体型の高性能なデジタル顕微鏡と比較して、リーズナブルな機器が多いので、予算を重視している方におすすめです。

給電方式を重視して選ぶなら「セパレート型・一体型」どちらもおすすめ

バッテリー充電の顕微鏡を選びたい場合は、セパレートのハンディタイプがおすすめです。

一方、コンセント給電でゆっくりと屋内作業したい方は、一体型のデスクタイプのデジタル顕微鏡が適しています。

また、一体型のデスクタイプの顕微鏡のなかでも、バッテリーを内蔵させた持ち運び可能な機器も販売されています。

給電方式だけで選んでも、さまざまな種類のデジタル顕微鏡があるため、詳細を確認しながら最適な機器を選びましょう。

デジタル顕微鏡はこのような業界におすすめ

デジタル顕微鏡は教育機関の授業で高い需要があります。

ほかにも、精密機械の部品、生物の細胞、微生物などを観察する業種でも活用されています。

ご自身の業種との関連性をイメージすることで、デジタル顕微鏡をどのように活用できるのかが具体的になるので、ぜひ照らし合わせながらご確認ください。

自動車や精密機械などの製造業

デジタル顕微鏡は、精密機械の部品や各種工業製品などを扱う製造業で利用されています。

精密機械は、繊細で小さな部品の検品作業が発生するため、ミクロの世界を映しだしてくれるデジタル顕微鏡は重宝される機器です。

具体的には、自動車の製造シーンや半導体を取りあつかっている現場でデジタル顕微鏡が活用されています。

また、切削工具に使用されるドリルや電子部品のコネクト部分の検品など、さまざまな精密機械を扱う現場で活用されている状況です。

医療美容業界

医療・美容業界では、歯科治療や眼科診察、肌の状態、頭皮環境をチェックするシーンでデジタル顕微鏡が利用されています。

特に最近では、頭皮の検査に特化したハンディタイプの顕微鏡や、美容専用の顕微鏡なども登場するようになってきました。

倍率は50倍〜200倍まで、幅広い倍率のデジタル顕微鏡を選ぶことができます。

その他、歯科治療のために開発された手術用デジタル顕微鏡も利用されており、医療・美容業界にもさまざまなタイプの顕微鏡があります。

教育機関

教育機関では、主に小学校、中学校、高等学校の理科単元の観察や実験の場面でデジタル顕微鏡が利用されています。

主に、水中の微生物や植物の細胞を観察するため、生物顕微鏡と呼ばれるタイプのデジタル顕微鏡を採用している教育機関が多いです。

教育機関では生徒たちに観察作業をしてもらうため、デジタル顕微鏡を複数台、購入する必要があります。

性能の高い顕微鏡を購入する場合、1代のみの購入でも、約10万円前後の予算は考えなければいけません。

しかしデジタル顕微鏡の種類によっては、高性能ながら低価格帯で販売されている機器もあるため、教育機関や複数台の購入を検討している方におすすめできます。

研究開発業界

研究・開発業界では、ウイルスや細胞、染色体、細菌などを観察する際にデジタル顕微鏡が使われています。

一般的な細菌の大きさは1μm〜5μmだといわれているので、2,000倍率での観察が可能な機器などが使用されています。

特に研究・開発業界の現場では、ウイルスの発見や細胞の働きを観察し、新薬を開発する際にデジタル顕微鏡が使われるケースが多いです。

研究・開発業界が戦っている「ウイルス観察」に関する記事は、以下でも詳しく解説しています。

デジタル顕微鏡の活用方法を、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:2,000倍のデジタル顕微鏡で見えるものとウイルスが観察できる倍率

デジタル顕微鏡の使い方

デジタル顕微鏡には、一体型とセパレート型があるため種類によって使用方法が少し異なります。

一体型の場合は、高さ、角度、ライトの明るさなどを調整するだけで観察できます。

またセパレート型の場合、光学レンズを手で持ちながら観察したい部分に近づけるだけなので、一体型よりも簡単です。

一般的な顕微鏡の場合、ステージ(台座)に検体物を設置して、高さ調整をしたり角度調整をしたり、一通りのセットを済ませたあとに接眼レンズを覗き込まなければいけません。

しかし、デジタル顕微鏡はほかの顕微鏡と比較して、スムーズに操作できるため扱いやすい顕微鏡だといえるでしょう。

デジタル顕微鏡おすすめのメンテナンス方法

デジタル顕微鏡は、扱いに注意が必要な精密機械です。

屋外で観察作業を行う機会が多い事業者の方は、デジタル顕微鏡をメンテナンスする方法を把握することで、長期にわたって使い続けるとができます。

メンテナンスツールを使用して自分でメンテナンスする

定期的にデジタル顕微鏡をメンテナンスできる場合は、ご自身で丁寧に清掃・点検してあげると顕微鏡の使用期間を延ばすことができます。

なお、個人でデジタル顕微鏡をメンテナンスする際には、以下のアイテムを用意しましょう。

  • ・レンズペーパー
  • ・洗浄液(無水アルコール)
  • ・ブロー、メンテナンス用ブラシ
  • ・ルーペ、接眼レンズ
  • ・綿棒、ピンセット

など

定期的に点検や清掃などのメンテナンスをしてあげないと、レンズに傷が入ったりスコープ部分(CCD)が汚れたり、本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

また、レンズ回り以外の細かな部分もチェックしてあげることで、破損やヒビ割れを早期発見できます。

早急に修理に出して、丁寧に使用してあげることで、デジタル顕微鏡の本来の性能を損なわずに使い続けることが可能です。

各メーカーのサポートサービスを利用する

デジタル顕微鏡を定期的にメンテナンスする時間や知識がなくて清掃をできない場合は、各種メーカーのサポートサービスを受ける方法がおすすめです。

専門家による丁寧なメンテナンスサポートは、デジタル顕微鏡を購入した各メーカーのHPから連絡することができます。

主に、以下のような内容のメンテナンスを行なってくれます。

  • ・ステージ(台座)メンテナンス
  • ・スコープ部分(CCD)のメンテナンス
  • ・ハロゲン交換

など

予算の関係からも、定期的にデジタル顕微鏡を買い替えることのできない事業者もいるでしょう。

新しく購入したデジタル顕微鏡を、長期で大切に使用したい方は、ぜひメーカーのメンテナンス窓口に連絡しましょう。

3Rソリューションのデジタル顕微鏡は種類が豊富でおすすめ

3Rソリューションでは、有線式のデジタル顕微鏡や携帯デジタル顕微鏡、ワイヤレスデジタル顕微鏡などのさまざまなタイプの顕微鏡を取り扱っております。

幅広い用途に対応できるため、ご自身の事業所に適した顕微鏡タイプがわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

ワイヤレスデジタル顕微鏡

3Rソリューションで販売されているワイヤレスデジタル顕微鏡は、モニターとスコープを分離して使用できるため、屋外での観察作業が多い方におすすめです。

倍率は200倍〜600倍率まで対応可能なので、簡易的な観察作業でも困る心配がありません。

また、指先を検査するための専用の顕微鏡や、目の状態をチェックするのに適した機器など、用途に応じた専門性の高い顕微鏡が揃っています。

医療現場や精密機械の工場などの、現場での観察作業が多い業種の方は、ぜひ一度3Rソリューションの顕微鏡をご参照ください。

参照:3Rソリューション公式サイト「ワイヤレスデジタル顕微鏡」

有線式デジタル顕微鏡

有線式デジタル顕微鏡のなかには、4K映像に対応した高解像度の機器やオートフォーカス機能のある顕微鏡、最大倍率600倍を実現させた本格的な機器などが揃っています。

ハンディタイプで、屋外への携行に適したタイプもありますが、3Rソリューションが提供する有線式デジタル顕微鏡は、高性能機能で高度な観察を行いたい方に最適です。

高解像度、高倍率、高機能なデジタル顕微鏡が充実しているため、コストパフォーマンスの高い機器をお求めの方は、3Rソリューションの公式サイトをご覧ください。

参照:3Rソリューション公式サイト「有線式デジタル顕微鏡」

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