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工業用内視鏡の価格相場は?性能の違いも解説

工業用内視鏡は、航空機や自動車のエンジン内部、配管内部、発電所のタービン内部、床下や天井裏の観察など、人が直接見ることができない箇所の状態を確認するために用いられます。

工業用内視鏡はさまざまなメーカーから発売されており、価格もピンキリです。

購入を検討している企業や事業者の中には、できるだけ安く購入したいと考えている方もいるかもしれません。

今回の記事では、工業用内視鏡の価格相場をはじめ、価格帯による性能・機能の違い、安くで購入したい場合の選び方まで徹底的に解説します。

また、レンタルサービスの紹介もしますので、ぜひ最後までご覧ください。

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工業用内視鏡の価格相場について

工業用内視鏡の価格は、商品によって異なります。

スリーアールソリューションでは、低価格な機器で20,000円~、高額な機器で100万円~とピンキリです。

一概に高ければ良い商品、安ければ悪い商品とは言えません。

工業用内視鏡の利用用途によっては、低価格の工業用内視鏡でも有効的に使用できます。

利用用途や利用目的、利用者に合わせた商品を購入するのがよいでしょう。

工業用内視鏡の価格帯による性能、機能の違い

さまざまなメーカーから多くの工業用内視鏡が販売されているため、どれを選べばいいのか迷っている担当者もいるかもしれません。

ここからは、工業用内視鏡の価格帯による性能・機能の違いを紹介します。

利用用途や利用目的に合った工業用内視鏡を選ぶための参考にしてみてください。

先端部外径のサイズ

先端部外径とは、先端についたカメラの円形の筒の外側の直径のことです。

直径が小さいほど、細かい箇所の状態を確認できます。

工業用内視鏡によっては、先端部外径が1種類付属しているものもあれば、数種類付属しているものもあります。

入口が大きい場所に加え、入口が細い箇所の検査も行う場合は、数種類付属している機器の方が便利でしょう。

また、外径が小さいサイズのものであれば、内部を隅々まで確認することが可能なため、従来品ではできなかった検査もできるようになります。

有効長の種類の多さ

一般的な工業用内視鏡はケーブルを交換する際、メーカーへ機器を預けて交換してもらう必要があります。

付け替え用ケーブルがあれば、この手間と時間を短縮することが可能です。

近頃の工業用内視鏡はケーブルの付け替えが簡単なものが多いため、わざわざメーカーに依頼する必要はありません。

短いケーブルと中間のケーブル、長いケーブルがあれば、さまざまな検査に使用でき、非常に便利です。

カメラ解像度

検査の際、非常に重要となるのがカメラの解像度です。

工業用内視鏡に装備されている2.4インチから3.5インチ程度の画面で見る場合、解像度が上がっても実際にはそれほど違いを感じられない場合も多いです。

3.5インチ以上の画面で見る場合には、解像度を気にした方がいいかもしれません。

しかし、工業用内視鏡で写真や動画で撮影し、パソコンやモニターなどの大画面で見る場合には、解像度を重視した方がいいでしょう。

静止画解像度と動画解像度をしっかり確認し、購入するようにしましょう。

先端可動域

先端可動域が広ければ広いほど、対象物の状態を明確に確認できます。

可動範囲360°の工業用内視鏡であれば、通常見えない検査対象の裏側を観察できるため、非常に便利です。

直角に曲がるものや、しなやかに動くものなど、さまざまなタイプが販売されています。

防水性能

工業用内視鏡は、配管の内部に挿入する場合も多いですよね。

特にケーブルや先端のカメラ部分は水に濡れる可能性が高くなります。

できるだけ防水性能が高いものを選んでおくと故障を心配することなく使うことができます。

防水の性能はIP規格に則って表記されることがほとんどです。

最初の数字は防塵の性能、2つ目の数字が防水の性能です。

防塵性能は6の数字であれば完全な防塵性能、防水性能は8の数字であれば水中でも使用可とされています。

工業用内視鏡に多いIP67の場合、規定の水深・時間内であれば水に浸けても故障しない程度の性能が備えられているということになります。

また、本体部分は防水機能のついていないものが多いです。

防水機能がついているものでも低い性能であるものがあるため、本体部分に水がかかる可能性がある場合には注意しましょう。

LEDの明るさ

工業用内視鏡で検査する場所は、光が入らず暗い場所であることが多いです。

そのため、多くの工業用内視鏡の先端部分(カメラ部分)にはLEDライトが搭載されています。

光量は公表されていない場合が多いため、どの機器を選べばいいのか困るかもしれませんが、口コミやレビューの評価などを参考にして、できるだけ明るく照らしてくれる機器を選ぶようにしましょう。

しかし、LEDの光量が高すぎて、配管の内部に反射して見にくいというケースもあり得ます。

もしそのような可能性がある場合には、光量の調節ができる機能がついた工業用内視鏡を選びましょう。

その他特徴的な機能

HDMIに対応し、リアルタイムで高画質映像を大画面に表示できる機能や、簡単に操作できるジョイスティック付きのタイプなど、さまざまな機能が備え付けられていることがあります。

他にも、不具合の見逃しを防ぐ映像ロック機能やズーム機能などがあります。

工業内視鏡の値段を抑えた選び方

できるだけ用途に合った工業用内視鏡を選びたいものの「予算が少ないからできるだけ低価格で購入したい」と考えている方もいることでしょう。

できるだけ値段を抑えて購入するには、

  • 低い画素数のものを選ぶ
  • モニタのサイズが小さいものを選ぶ
  • 機能がシンプルなものを選ぶ

という3つのポイントをチェックして購入する必要があります。

では順にみていきましょう。

低い画素数のものを選ぶ

7万~30万画素の工業用内視鏡は、比較的低価格であることが多いです。

2.4〜3.5インチ程度の画面で対象物を見る場合は、解像度の高低差で画質に変化はありません。

そのため、本体に付属したディスプレイ部分でのみ、対象物をチェックする場合には画素数が低いものを選んでも良いでしょう。

ディスプレイ部分だけでなく、撮影データをパソコンなどに移行する可能性がある場合は、静止画解像度や動画解像度も確認しておくことをおすすめします。

モニタのサイズが小さいものを選ぶ

モニタのサイズが2.3~3.5型の工業用内視鏡は低価格である傾向があります。

2.3~3.5型は、工業用内視鏡のモニタの一般的なサイズであるため、利用に支障が出ることは少ないでしょう。

ただ、5.5型など大きい画面は対象物の細かい部分まで鮮明に見えることは確かです。

また、小さなモニタを見ることによる疲れを軽減できるでしょう。

機能がシンプルなものを選ぶ

電源・撮影・再生・映像回転などの操作で検査できるような、機能がシンプルな工業用内視鏡も低価格であることが多いです。

シンプルな機能でありつつ、検査に必要な機能は備わっているため、十分に検査を実施できるでしょう。

また、難しい操作を行う必要がないため、誰でも簡単に検査できるメリットもあります。

購入に迷った際は無料デモ機貸出やレンタルを利用する選択肢も

製品取り扱いの業者によっては、無料デモ機の貸出サービスやレンタルサービスを提供している場合もあります。

弊社スリーアールソリューション株式会社でも、無料デモ機貸出サービス・レンタルサービスを提供しています。

無料デモ貸出サービスでは、製品購入を検討しているクライアント様を対象に、7日間のデモ機貸出を行っています。

レンタルサービスでは、5~20日間の製品のレンタルが可能です。

20日以上のレンタルも可能で、非常に好評なサービスです。

無料デモ貸出やレンタルのメリット

製品を購入せず、無料デモ貸出やレンタルすることには、以下のようなメリットがあります。

  • 購入前に使用感がわかる
  • 購入するより経済的
  • メンテナンス費用がかからない

というメリットがあります。

順に見ていきましょう。

1.購入前に使用感がわかる

通常、工業用内視鏡などの機器は試すことができません。

そのため、使用感がわからず、購入を後悔してしまうかもしれません。

場合によっては返品し、再度製品を探す手間が生まれる可能性もあります。

そんな状況を避け、ホームページやカタログだけではわかりにくい使用感を試すことができることは大きなメリットだと言えるでしょう。

また、納得して購入できるのも嬉しいポイントです。

2.購入するより経済的

「1週間だけ」「1か月だけ」など短期間の使用であれば、購入による初期費用を抑えられるレンタルの方が経済的だと言えます。

気軽に新しい製品を導入できるのも、大きなメリットでしょう。

3.メンテナンス費用がかからない

工業用内視鏡のような機器は、使用を続けるとどうしても劣化し、修理・買い替えが必要になります。

しかし、無料デモ機貸出サービス・レンタルサービスを利用すれば、メンテナンス費用がかかりません。

初期費用を抑えられるだけでなく、メンテナンス費用も抑えられるのは非常に嬉しいですよね。

無料デモ貸出やレンタルのデメリット

無料デモ機貸出サービスやレンタルサービスには、もちろんデメリットも存在します。

スリーアールソリューションでは、多種多様な工業用内視鏡を提供していますが、場合によっては貸し出し中であったり、デモ・レンタル部外品の製品があったりする場合があります。

もしご希望の製品がない場合には、お客様のご要望にあった製品を提案いたしますので、ご安心ください。

まとめ:利用用途に合った工業用内視鏡を選び、有効的に使用しよう

工業用内視鏡は、性能・機能によって価格が変化することがわかりました。

利用状況によって、必要な性能・機能は異なりますよね。

利用用途に合った工業用内視鏡を選び、有効的に使用するようにしましょう。

購入やレンタルを希望する場合には、ぜひ一度スリーアールソリューションまでお問い合わせください。

お客様のニーズにあった製品をご提案します。

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