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USB対応のデジタル顕微鏡とは!?特徴やメリットについて解説!

デジタル顕微鏡を選ぶ際に「USB対応」という文字を見ることがありますが、USB対応のデジタル顕微鏡は何ができるのか、疑問を感じる方もいるかもしれません。

USB対応のデジタル顕微鏡をうまく使用することで「使用用途の幅が広がる」「業務効率の可能性が広がる」といった効果が期待できます。

そこで当記事では、USB対応のデジタル顕微鏡の特徴やメリットについて紹介していきます。

デジタル顕微鏡とUSBを使用した様々な使い方を知り、デジタル顕微鏡を最大限に活かして頂ければ幸いです。

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USB対応デジタル顕微鏡とは

USBデジタル顕微鏡とは、別名『USBマイクロスコープ』とも呼ばれ、USB端子を用いてパソコン等に接続し、モニターに映し出すことで拡大して検体物を観察できる顕微鏡をいいます。

USB対応であれば、モニターに映し出す以外にも電源供給や静止画、動画の保存が可能です。

製造業では、製品の品質管理に確認やデータ管理。

美容業界では、顧客とのカウンセリング時にモニター使用した説明など。

USB対応のデジタル顕微鏡は、様々な業種で活躍しています。

USB対応のデジタル顕微鏡の特徴

USB対応のデジタル顕微鏡はどんなことができるのか、気になる方も多いでしょう。

ここからは、デジタル顕微鏡の特徴について紹介していきます。

特徴を知ることでUSBを使用したデジタル顕微鏡の機能を最大限に活かして、業務改善などに役立つ発見があるかもしれません。

パソコンに出力して観察できる

デジタル顕微鏡とパソコンをUSBケーブルで繋げることで、パソコン本体を観察モニターにできます

顕微鏡と聞くと、両目でレンズを覗き込むことを繰り返すイメージですが、USB端子で接続することでパソコンなどの画面上で観察が可能です。

そのため「長時間の観察による目や体の負担も軽減」「観察物を確認しながら、資料の作成や集団ミーティング」などUSBを使用することで、業務の効率や改善など期待できます。

静止画・動画の保存ができる

電子顕微鏡とパソコンをUSBで繋げることで、映し出された観察物の画像をパソコン本体にすぐ保存できます。

観察している際に画像を保存しておきたい場合にも、簡単にUSB端子に繋がれたデバイスに保存可能です。

また、長時間の観察記録を動画として保存もできます。

効果や変化の検証には動画として残したい場面が多いでしょう。

USB端子対応のデジタル顕微鏡であれば、観察物の動きを取りこぼすことなく記録できます。

デジタル顕微鏡のなかには、ボタンひとつで簡単に撮影できるデジタル顕微鏡もあります。

観察記録を多く取り扱う場合には、USB端子対応のデジタル顕微鏡を導入すると作業効率があがることでしょう。

リアルタイムに情報共有ができる

観察物を外部の人ともリアルタイムで共有したい場合にも、USB対応のデジタル顕微鏡であれば可能です。

まずUSB端子を用いてデジタル顕微鏡とパソコンをUSBケーブルで繋げます。

そして映し出されたモニター画像を外部のデバイスと共有することで、観察物を遠く離れた人にもリアルタイムでデータ共有が可能になります。

近年では、通信環境の発達によってリモート会議が行われて機会が多くなってきています。

USB対応のデジタル顕微鏡を使用し、リアルタイムで観察物を外部関係者と共有すれば、観察物を確認しながらリモート会議が可能です

よって観察データを使用して各関係者に情報を共有したい場面が多い方には、USB対応のデジタル顕微鏡はおすすめです。

USBポートがあれば、どこでも使用できる

USBポートがあれば電力供給の役割をしてくれるため、どこでも電子顕微鏡を使用できます

電子顕微鏡のなかには、蓄電式や乾電池式など電源がいらないデジタル顕微鏡もあります。

しかし、すぐに使用したくても「充電がなかった」「近くにコンセントがない」というような場合には、USB端子対応であればUSBポートのある機器から電源供給が可能なため安心です。

USB対応のデジタル顕微鏡のメリット

ここでは、USB対応のデジタル顕微鏡を使用するとどのようなメリットがあるのかいくつか紹介していきます。

USB対応のデジタル顕微鏡を使用して様々な効果が期待されています。

ここで改めて確認しておきましょう。

観察による目や体の負担が軽減

USB対応のデジタル顕微鏡の特徴として、モニターに映し出すことを紹介しました。

メリットは、両目で覗き込むような従来のタイプの顕微鏡とは違い、デジタル顕微鏡は覗き込む動作をする必要がないことです。

USB端子をパソコンやモニターなどのデバイスに繋げ、外部接続の画面で観察物を確認できます。

それによって「目の負担」「長時間の観察による体への負担」の軽減が期待できるかもしれません。

観察することが多い研究部や品質を細かくチェックする品質管理部など顕微鏡を使用する機会が多いです。

その場合には、USB対応のデジタル顕微鏡があれば、体の負担を軽減され業務効率も期待できるかもしれません。

観察物のデータ共有で説得力のある説明ができる

USB端子とパソコンを繋げ、外部関係者とリアルタイムに観察データが確認できる特徴について紹介しました。

メリットは観察物のデータ共有で説得力ある説明ができることです。

デジタル顕微鏡を使用した効果検証の報告や品質トラブルの報告など。

現場から離れた関係者に観察物の画像や動画など観察データを共有することができます。

そのため言葉では伝えきれない具体的な詳しい内容など観察物を一緒に見ながら説明することができるため、説得力ある説明ができるでしょう。

「観察データを用いた説明がしたい場面」や「観察物を見ながらのリモート会議の場面」など関係者により説得力のある説明がしたい場合は、USB端子対応のデジタル顕微鏡が活躍してくれるかもしれません。

USB対応であれば電源供給としての使い道も

USB対応は、モニターに観察物を映し出すことや観察物のデータ転送や保存以外にも電源供給としての役割があります。

「コンセントの近くでしか使用できない」「バッテリーがなく使用ができない」こんな緊急時にもUSB対応であれば問題ありません。

たとえば、「品質チェックのために様々な現場に顕微鏡を持ち出す」「営業活動しているなかで、顧客に今の毛穴状態を確認してもらう」などです。

電源がない場所でもUSBポートのあるデバイスやバッテリーを持ち運ぶことで、使用したいときに顕微鏡が利用できます。

「デジタル顕微鏡の使用場所が定まっていない」「持ち運んで必要時にすぐに使用したい」このような場合には、USB対応のデジタル顕微鏡が活躍してきます。

USB以外の便利な機能を持つデジタル顕微鏡

デジタル顕微鏡は、USB以外にも「Wi-Fi対応」「SDカードなどの記録媒体付き」など様々な機能があります。

USB対応と組み合わせで、さらに使用用途が広がり、業務の効率に期待がでてきます。

ここでは、USB以外の機能についても紹介していきたいと思います。

Wi-Fi対応でデータ共有の幅を広げる

Wi-Fi機能付きであれば、USBケーブルでデバイスを繋げなくても、観察物のモニターの映し出しや保存が可能です。

そしてスマートフォンやタブレットなどWi-Fi対応の複数のデバイスに観察データを送れます。

Wi-FiとUSBの両方の機能が備わったデジタル顕微鏡であれば、状況に応じた使い分けができるため、使用用途がさらに広がっていくでしょう。

Wi-Fi機能があればUSB対応が必要ないのでは?と思うかもしれませんが、状況によって使い分けることが大切です。

USBケーブルを使用した有線式とWi-Fi機能を利用した無線式では、それぞれにメリットやデメリットがあります。

たとえば、無線式だと電波障害によりデータの送信ができないことがあります。

電波が悪い場合には、有線式に切り替える必要があります。

SDカードなどの記録媒体機能付きで記録する

デジタル顕微鏡本体にSDカードやmicroSDカードなどの記録媒体機能付きであれば、デジタル顕微鏡本体のみで観察物を保管が可能です

USBケーブルを繋げて保存する必要がないため、屋外の観察や日常生活において調べ物をしたい場合などに活躍するかもしれません。

とりあえず急ぎで観察物の記録を取りたい場合にも、記録媒体機能が付いていればすぐに保管ができるメリットもあります。

HDMIケーブルを使用して大画面で出力

大人数の会議やイベントなどで観察物を大画面で表示したい場合には、テレビやプロジェクターを通じて観察物をモニター表示する場面が必要になってきます。

そのような場合には、HDMI端子付きのデジタル顕微鏡があるといいかもしれません。

HDMI端子付きであれば顕微鏡→パソコン→HDMIケーブル→TVなど」から「顕微鏡→TVなど」と簡単に接続ができます

モニターで多くの方に観察物を見てもらい場面には、HDMI端子付きのデジタル顕微鏡がおすすめです。

まとめ:用途に合わせた顕微鏡を選ぼう

顕微鏡と聞くと小学校の理科の授業で使用したような両目で覗き込むタイプの顕微鏡を想像する方が多いかもしれません。

現在では、IT技術や通信技術の進化とともに、顕微鏡の機能も進化をしてきました。

今回紹介したUSB対応機能も顕微鏡の進化にあたる一つです。

この記事では、USB対応のデジタル顕微鏡の特徴やメリットやその他機能としてWi-Fi対応などの機能について紹介してきました。

デジタル顕微鏡は、USB以外にも様々な機能があります。

なかでもUSB対応機能があれば、使用用途が広がることがお分かり頂けたかと思います。

大切なことは、使用用途にあった顕微鏡を選ぶことです。

こちらの記事を参考にして頂き、USB対応のデジタル顕微鏡が使用用途にあっていれば導入を検討してみると良いでしょう。

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