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【2023年最新】建設業における具体的な熱中症対策について解説!グッズの紹介も!

建設業における熱中症対策は、業界の働き方や作業環境など様々な要因から非常に重要なポイントであるとされてきました。

しかし、具体的にはどのような熱中症対策を施せば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

既に建設業界においては熱中症対策グッズも浸透してきたように思われますが、実は年を重ねるごとに新しい熱中症対策グッズが開発されています。

そこで本記事では一般的な建設業における熱中症対策について解説するとともに、2023年最新の熱中症対策グッズも併せて解説していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

熱中症カタログ

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿の環境下で働いたり運動したりすることで、体内の水分や塩分が失われ、体温が上昇して体調不良を引き起こす病気です。

具体的な症状としては、めまい、吐き気、頭痛、倦怠感、疲労感、発汗の減少、体温上昇などが挙げられます。

熱中症の原因としては、環境条件、個人の体質、健康状態、過剰な労働などがあります。

建設業界でも、熱中症は深刻な問題となっており、適切な熱中症対策が必要とされているのです。

熱中症の症状と原因

熱中症は、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分が失われ、体温調節機能が失われることで発症する病気です。

主に夏季に発生し、特に建設業のような屋外での作業に従事している人や、運動を行う人などがリスクが高いとされています。

熱中症の主な症状としては、体温が上昇して体内の水分が失われ、めまいや頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、全身のだるさ、筋肉痛、意識障害などが現れます。

また、重症の場合は、けいれんや昏睡、ショック症状を起こすことがあります。

熱中症の原因は、高温多湿な環境下での過剰な発汗や水分や塩分の補給不足などです。

そのため、熱中症を予防するためには、適切な水分や塩分の補給が重要です。

また、屋外での作業を行う場合には、適切な休憩や作業時間の調整などの対策が必要となるため、建設業に従事される方などは特に注意しましょう。

熱中症の分類

熱中症は、その症状の重さによって、軽度、中等度、重度の3つに分類されます。

軽度熱中症は、体内の水分や塩分が不足しているために、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、筋肉のけいれん、皮膚の赤みや汗の多量分泌などの症状が現れます。

中等度熱中症は、体温が39℃以上に上昇し、高度な熱中症症状が発現します。意識障害、痙攣、呼吸困難、脱力感などの症状が現れることがあります。

重度熱中症は、意識を失うなど深刻な症状が出現し、命にかかわることがあるため、非常に注意が必要な状況です。

建設業界では高温多湿の環境下で長時間の労働が必要なため、特に熱中症に注意が必要です。

作業現場で熱中症が発生することを防ぐために、適切な熱中症対策をしましょう。

建設業界における熱中症対策

建設業界は、高温多湿な屋外作業が多く、熱中症のリスクが高い業界のひとつです。

従業員の健康と安全を守るため、熱中症対策は欠かせません。

建設業界における熱中症対策には、現状の問題点の把握、法律規制に基づく対策、作業環境の改善、健康管理シートの活用、熱中症対策グッズの使用などがあります。

また、従業員に対して適切な熱中症予防の教育や指導も重要です。

建設業界では、これらの取り組みによって、従業員の健康と安全を確保し、熱中症による労働災害を未然に防止することが求められています。

以下にてそれぞれ解説していきます。

現状の問題点

建設業界において熱中症が発生しやすい理由として、外気温が高く作業場所が屋外であること、作業中の身体活動によって体温が上昇すること、水分・塩分の補給が十分でないことなどが挙げられます。

また、建設業界では作業が緊急性を伴うことが多く、作業員の安全面が十分に配慮されていない場合もあるのです。

加えて、作業員の多くが日雇い労働者であり、健康管理や予防対策の意識が低く、熱中症への対策が不十分なことも問題点として挙げられます。

さらに、作業員が使用する作業服の素材やデザインが熱中症のリスクを高めることがあるため、適切な作業服の選定や改善が求められます。

これらの問題点によって、建設業界においては熱中症が発生しやすく、対策が急務とされているのです。

熱中症対策のための規制

建設業において熱中症対策の規制が下記の3つで制定されています。

  • ・労働働安全衛生法
  • ・建設業法
  • ・労働基準法

労働安全衛生法において、熱中症の危険がある場合には、作業に入る前や作業中に温度や湿度などの環境測定をしなければなりません。

また、熱中症の危険がある場合には作業員に対して適切な水分補給を行うことや、適切な作業環境の整備をすることが求められています。

建設業法においては、作業員の安全・健康の確保に関する事項が定められています。

熱中症対策についても、作業員に対して適切な水分補給を行うことや、適切な作業環境の整備が求められているのです。

また、熱中症の発生に関する報告や、対策の実施状況の報告が求められています。

労働基準法においては、作業員に対して適切な休憩時間を与えることや、労働時間の制限を設けることが求められています。

これらの法律や規制に基づいて、建設業界においても熱中症対策が進められていますが、実際の現場においては、まだまだ問題点があるのです。

それらの問題点を解消し、労働者の安全と健康を確保するためにも、さらなる取り組みをしていきましょう。

実施すべき熱中症対策

建設業界で熱中症を予防するためには、十分な水分と塩分を補給する、作業環境を改善する、健康管理シートを活用する、熱中症対策グッズを使用するといった対策が必要です。

具体的な対策方法については後述します。

これらの対策は、従業員の健康を保ち、生産性向上にもつながります。

建設業界では、熱中症予防の観点から、労働安全衛生法や建設業における健康管理の推進に関する指針など、法律やガイドラインに沿って取り組むことが求められているため、積極的な熱中症対策を実施しましょう。

建設業における具体的な熱中症対策の方法

建設業界での熱中症対策においては、従業員の健康を守るために対策を講じることが不可欠です。

熱中症は、気温が高く湿度が高い環境下で長時間労働を行うことで発生するリスクが高い疾患であり、建設業界においても深刻な問題となっています。

このため、建設業界では現在、労働基準法や建設業安全衛生法に基づく熱中症対策の規制があります。

さらに、現場での下記のような具体的な熱中症対策が必要です。

  • ・水分補給の方法
  • ・塩分補給の方法
  • ・作業環境の改善
  • ・健康管理シートの活用
  • ・熱中症対策グッズを使用する

いずれも建設業界における熱中症対策の具体的な方法として重要なポイントであるため、それぞれを解説していきます。

水分補給の方法

建設業界における熱中症対策の基本として、水分補給は欠かせません。

特に、屋外での長時間作業や高温多湿の環境下での作業では水分補給が急務です。

しかし、現場で常に手軽な水分補給や水の確保は容易ではないため、現場ごとにより水の確保のための工夫が必要です。

例えば水筒や水分補給用ハイドレーションバッグなど、手軽に持ち運べる水分補給グッズが活用されています。

他にも現場に移動式の給水車を配置したり、ポリタンクや浄水器を使って水を確保したりする取り組みが行われています。

また、作業員には水分補給を促す啓発活動が行われ、水分補給の量や頻度の目安を明確にしているので、熱中症予防に役立てましょう。

塩分補給の方法

熱中症対策において塩分補給も非常に重要です。

建設現場で働く人たちは、汗をかくことで体内から塩分を失います。

そのため、十分な塩分補給が必要です。

具体的には日本スポーツ協会が発行している「熱中症予防ガイドブック」によると、熱中症対策のための水分補給に必要な食塩相当量は100ml中0.1~0.2g、ナトリウム量としては、100ml中40~80mgとされています。(一般的なスポーツドリンクがこの塩分量に該当します)。

一般的に必要な量の塩分摂取を達成するためにはスポーツドリンクや塩飴などが使われますが、建設業界では、より手軽でコストパフォーマンスの高い方法が求められています。

そこで、建設現場では塩を食事に加えることが一般的です。

具体的には、味噌汁やおにぎりに塩を加えることで、塩分を補給します。

また、工事現場によっては、特別な塩分補給グッズが導入されている場合もあります。

例えば、塩分補給シートと呼ばれるものがありますが、これは、塩分を含んだシートを口に含むことで、手軽に塩分補給ができるのです。

ただし、塩分補給をしすぎると高血圧などの健康問題を引き起こす可能性があるため、適切な量を守ることが大切であり、建設業界でも、適切な塩分補給のためのガイドラインが策定されているので、それに基づいて塩分補給を実施しましょう。

作業環境の改善

建設業においては、屋外での作業が主体であり、季節や天候に左右されることが多く、作業環境を改善することは簡単ではありません。

しかし、熱中症対策を徹底するためには、作業環境の改善が必要です。

まず、直射日光を避けるようにしましょう。

特に午前中や午後3時以降など、日差しが強い時間帯には、日陰や屋根のある場所への移動が必要です。

また、熱中症予防のためには体感温度を下げるために、風通しの良い場所での作業が望ましいです。

作業着の素材にも気を使いましょう。

通気性が良く汗をかいても速乾性がある素材のものを選ぶことが望ましいです。

さらに、作業現場の温度や湿度を測定し、作業員に知らせることも大切です。

これにより、適切な水分補給や休憩タイミングの把握に繋がります。

また、熱中症に関する啓発活動を行うことも有効であり、作業員が熱中症のリスクや対策について正しく理解し、予防に取り組むようにしましょう。

健康管理シートの活用

健康管理シートは、作業員の体調管理を行う上で非常に有効なツールです。

建設業界では、毎日の作業開始前に健康管理シートに必要事項を記入し、作業員の体調管理を徹底しています。

具体的には、体温、脈拍、血圧、尿量などの基本的な健康情報を記録し、異常があれば早急に対処できるようにしているのです。

また、作業員が自分の体調を把握しやすく、熱中症対策にも役立ちます。

さらに、記録を蓄積することで、集計や分析ができ、改善点の発見に繋がっているため、建設業界においては、健康管理シートの活用が熱中症対策の強化に役立つと考えられています。

熱中症対策グッズを使用する

建設業界において作業環境の改善も対策の一環として重要ですが、どうしても難しい場合があります。

そのような場合には熱中症対策グッズを使用するようにしましょう。

スリーアールソリューション社では建設現場において手軽に取り入れられる熱中症対策グッズを展開しています。

例えば、ヘルメットの内側に貼付することで太陽光からの熱を遮る「遮熱シート」や、首にかけるだけで冷却効果のある「ネッククーラー」、エアコンのない環境でも涼しさをもたらしてくれる「ミストファン」などがあります。

そのほかにもさまざまな熱中症対策グッズを展開しているので、気になる方は気軽に相談をしてください。

まとめ:建設業の熱中症対策は適切なグッズを使用して対策をしましょう

建設業において熱中症対策は重要なポイントであり、課題の一つです。

現場仕事の多い建設業界ではヘルメットの着用や作業服、高温多湿の作業環境など、熱中症になりやすいポイントが揃っています。

様々なガイドラインや規制が敷かれ熱中症対策も進んできましたが、まだまだ熱中症対策は施していかなければなりません。

現場での熱中症対策も重要ですが、熱中症対策グッズを使用した対策も検討をするようにしてください。

熱中症対策グッズであれば、グッズを手にした瞬間から熱中症対策が始められます。

スリーアールソリューションでは、様々な熱中症対策グッズを展開しているので、ぜひ気軽にご相談ください。

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