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デジタル顕微鏡の価格相場はどのくらい?選び方も併せて解説!

デジタル顕微鏡は光学顕微鏡とは違い、多くの機能が搭載されている顕微鏡です。

光学顕微鏡は複数の対物レンズで構成されているのに対し、デジタル顕微鏡は光学レンズが使用されているため高倍率が実装できる顕微鏡として知られています。

業務や趣味で使用できるデジタル顕微鏡も多く開発されているため今後も注目されている機器です。

デジタル顕微鏡をこれから導入したいと考えている方、買い替えを検討している方は価格に関する悩みを持っている方も少なくないのではないでしょうか。

高性能なデジタル顕微鏡は価格も高くオーバースペックになってしまうこともあります。

今回はデジタル顕微鏡の価格相場や選び方について解説していきます。

この記事を読むことで、目的や用途に併せたコスパの良いデジタル顕微鏡を選ぶことができるのでぜひ最後まで御覧ください。

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デジタル顕微鏡全体の価格相場

デジタル顕微鏡は趣味で使用できるものから業務・研究用のものまで、幅広く開発されています。

例えば趣味で使うような観察用だと、安値では1,000円台〜。

業務用や研究用の高性能なものだと100万円以上するデジタル顕微鏡も販売されているため、デジタル顕微鏡全体の価格相場は一概には言えません。

目的に合ったデジタル顕微鏡を選ばないと、欲しい機能が足りなかったり、逆に機能を持て余してしまったりする場合も。

例えば花や昆虫の観察用に購入するデジタル顕微鏡には50〜200倍の倍率が適しているため、それ以上の性能は必要ありません。

使用用途にあわせてデジタル顕微鏡を選ぶことで、コストパフォーマンスがあがります。

デジタル顕微鏡のタイプ・用途別の価格相場

この項目では、デジタル顕微鏡のタイプ別の価格相場と用途別の価格相場をあわせて紹介します。

デジタル顕微鏡のタイプには「デスクタイプ」「ハンディタイプ」がありますが、モニターがついていない小型のハンディタイプの方が比較的安価です。

性能面ではデスクタイプの方が高性能なため、用途にあわせて選ぶ必要があります。

デスクタイプ

デスクタイプは、机上に設置するタイプのデジタル顕微鏡です。

モニターが付属しているものや、パソコンやガイズのモニターに出力できる端子のついているものが多く使い勝手の良いデジタル顕微鏡として知られています。

実際にいくつかデスクタイプのデジタル顕微鏡の価格・性能を比較してみましょう。

販売会社 価格 画素数 最高倍率
スリーアールソリューション 19,800円 100万画素 10〜230倍
A社 26,800円 350万画素 500倍
B社 107,800円 200万画素 13〜497倍
C社 4,540,000円〜 200万画素 20〜7,000倍

※上記価格は各メーカーの希望小売価格です。

機能・性能によって、数万円台で購入できるものから、数百万円する高額なものまで幅広くあります。

性能を比較し、予算に合わせて検討しましょう。

ハンディタイプ

ハンディタイプは持ち運びができるコンパクトなデジタル顕微鏡です。

有線式やワイヤレス式、WiFi接続でパソコンに映せるものもあります。

販売されている商品の価格・性能を見ていきましょう。

販売会社 価格 画素数 最高倍率
スリーアールソリューション 119,800円 130万画素 600倍
A社 33,000円 500万画素 20〜200倍
B社 12,870円 200万画素 10〜200倍
C社 74,800円 350万画素 40〜250倍


※上記価格は各メーカーの希望小売価格です。

ハンディタイプも価格はばらつきがあります。

ワイヤレスか有線か、PC接続かWiFi接続かなどの機能性によっても価格帯が変わってきます。

気になる製品がある場合はメーカーに直接問い合わせや見積もりを依頼すると良いでしょう。

業務用

精密機械のメンテンナンスなど、業務でデジタル顕微鏡を使う場合の選び方を解説します。

医療や製造など、デジタル顕微鏡はさまざまな業種で使われます。

今回は参考例として、回路基板のはんだ付け用に開発されているデジタル顕微鏡の価格を参考にします。

販売会社 価格 画素数 最高倍率
A社 101,597円 - 8〜25倍
B社 51,759円 200万画素 260倍

※上記価格は変動する場合があります。

はんだ付け用のデジタル顕微鏡の価格相場についても、機能や性能で価格にばらつきがあります。

解像度の高いモニターが付いていることが多いため、画素数に合わせて価格あ高い傾向にあります。

最高倍率も1,000倍を超えるものから100倍程度のものまで幅広く展開されているので、業務に合わせて選ぶことが可能です。

研究用に適しているハイスペック顕微鏡

顕微鏡を多く使用する研究のシーンでのデジタル顕微鏡の価格相場についてまとめました。

研究のシーンでは、安価なデジタル顕微鏡では性能不足になってしまう可能性があり、少なくとも1,000倍以上の倍率が必要な場合が多いでしょう。

以下は、2,000倍以上のハイスペックなデジタル顕微鏡の価格帯です。メーカーの希望小売価格を参考にしています。

販売会社 価格 画素数 最高倍率
A社 53,873円 300万画素 2,000倍
B社 178万円 500万画素 7,000倍
C社 772万円 記載なし 8,220倍

※上記価格は変動する場合があります。

研究用の価格相場は、安価なものでも5万円前後、高いものは数百万円以上も。

画素数・倍率だけでなく、パソコンへのデータ自動出力などの研究のレポート作成に便利な機能を搭載しているものも多いので、機能面にも着目して選ぶようにしましょう。

デジタル顕微鏡の選び方

この項目では、デジタル顕微鏡のタイプ別の価格相場と用途別の価格相場をあわせて紹介します。

デジタル顕微鏡のタイプには「デスクタイプ」「ハンディタイプ」がありますが、モニターがついていない小型のハンディタイプの方が比較的安価です。

性能面ではデスクタイプの方が高性能なため、用途にあわせて選ぶ必要があります。

今回解説する用途に種類は以下のとおりです。

  • 趣味・観察用
  • 業務用
  • 研究用

それぞれ見ていきましょう。

用途に合わせて選ぶ

これまで解説してきたように、デジタル顕微鏡の用途は大きく分けて3つあります。

  • 趣味・観察用
  • 業務用
  • 研究用

趣味・観察用では必要とする倍率が200倍、業務用では100~1,000倍の倍率を目安に選ぶと良いでしょう。

はんだ付けなどの業務の際に使用するデジタル顕微鏡は、回路基板の大きさなどによって必要な倍率が大きく異なるためです。

研究用では、デジタル顕微鏡で観察する必要のある検体がどの程度の大きさなのかによって倍率が異なります。

微生物程度の肉眼でも存在が目視できるレベルであれば「100倍」ミドリムシなどの非常に小さな生物であれば「200倍」細胞や染色体などを見るためには「1,500倍以上」の倍率が必要です。

また、屋外での研究や、頭皮チェックなどの本体の自由性が必要な場合にはハンディタイプが適しており、検体を採取して持ち帰らなくてもその場で観察することができるため、作業効率の向上にもつながるのです。

それぞれの用途に合わせて必要最低限の倍率や機能を持ったデジタル顕微鏡を選ぶと、コストパフォーマンスの高い購買ができます。

性能・機能で選ぶ

デジタル顕微鏡の選ぶ際には、性能・機能面も併せて見るようにしましょう。

目的に合わせて必要な機能を取捨選択することが大切です。

デジタル顕微鏡に搭載されている機能としては、レンズの倍率を自動調整する機能・検体の自動測量などがあります。

高性能なデジタル顕微鏡では、簡易的なレポート作成も自動で行う機能を搭載しているモデルも開発されています。

デジタル顕微鏡を購入後に後悔しないように、性能・機能面にも着目して選ぶようにしましょう。

価格で選ぶ

デジタル顕微鏡は安価なものから高価なものまで販売されているため、初めて購入する方はいきなり高価なものに手を出しずらいのではないでしょうか。

初めてのデジタル顕微鏡を購入する際は、最初は安価なものから取り扱っていくのも一つの方法です。

目的に合わせて少しずつグレードアップしていくと、必要最低限の機能を持ったデジタル顕微鏡を選ぶことができます。

ハンディタイプとデスクタイプのエントリーモデルを一通りそろえると、使用用途に沿って何が使いやすいか・適しているかが判断できるのです。

予算が決められている方は、慎重に安価なものから価格で選んでいくのも一つの方法です。

スリーアールソリューションで取り扱っているデジタル顕微鏡の参考販売価格

スリーアールソリューションで実際に取り扱っているデジタル顕微鏡の価格を紹介します。

弊社で提供している事業者様と実際の導入事例も併せて紹介していきます。

導入事例
事業者 製品名 用途 価格
製造系企業 3R-WM401WIFI 金型パーツおよびコーディング皮膜の磨耗状況の確認 49,800円
アートネイチャー様 3R-WMBTPRIME 頭皮用カウンセリングマイクロスコープ 育毛サロンにてカウンセリングに使用 298,000円
自社ネジ製造 オートフォーカスマイクロスコープ VIEWTY ネジの溝が均等に製作されているか、溝とワークの接触部分が均等かの確認 15万円以下

このほかにも、多数の導入事例やデジタル顕微鏡に関する各種周辺アイテムなども取り扱っています。

まとめ:デジタル顕微鏡は性能と価格をよく確認して選ぼう

今回は、デジタル顕微鏡の価格相場を解説してきました。

デジタル顕微鏡は数千円程度で購入できる安価なものから、数百万円する高価なものまで幅広く販売されています。

損をしないように選ぶためには、用途や目的に合わせて選ぶのが大切です。

趣味用で使用するものであれば、安価な顕微鏡は探せばいくらでも出てきますが、業務用となると性能だけでなく、機器の寿命や保証期間なども気になるところでしょう。

スリーアールソリューションで取り扱っているデジタル顕微鏡は業務用~研究用までカバーできる高性能なものもあります。

新規購入や買い替えを検討されている事業者様はお気軽にお問い合わせください。

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