【2023年版】熱中症対策に活用できる補助・助成金一覧
夏になると熱中症に注意しなければなりません。
予算の関係上、適切な対策を取ることが難しい場合もあるでしょう。
しかし、政府や自治体などからの補助金・助成金を活用できるのをご存知できしょうか。
補助金を使えば、熱中症対策に必要な設備や備品を予算を抑えながら導入できます。
そこでこの記事では、2023年版の熱中症対策に活用できる補助・助成金を一覧にまとめました。
ぜひ、この夏に備えて補助金・助成金を活用して熱中症対策をしっかりと行いましょう。
目次
熱中症対策に使える補助金・助成金概要
熱中症は夏に多くの人々が悩まされる問題です。
そのため全国各地の自治体では熱中症対策に力を入れており、その一環として「熱中症対策補助金」が支給されています。
この補助金は、熱中症対策に必要な設備や備品の導入、涼しい場所の整備、水分補給器具の購入、熱中症予防啓発活動の実施などが対象となっています。
自治体によって補助金の金額や対象となる取り組みは異なりますが、積極的に熱中症対策に取り組む自治体が多いため、利用することができる可能性が高いです。
補助金を活用することで、自治体は熱中症対策を充実させ、市民の健康を守ることができます。
熱中症対策補助金は、市民生活にとって必要不可欠な制度であり自治体によっては支給額が大きく、活用するメリットが高い場合もあります。
熱中症による健康被害を減らすためにも、自治体の取り組みを積極的に活用しましょう。
熱中症対策補助金の申請方法
熱中症対策補助金を申請する方法は、自治体によって異なります。
一般的には、自治体のホームページや担当部署から申請書類を入手し、必要事項を記入して提出することが必要です。
申請書類には、取り組みの計画書や予算書などが必要な場合があります。
具体的に取り組みの計画書には、対策の内容や実施期間、費用などが記載されていることが多いです。
自治体によっては、熱中症対策補助金の申請期限が定められていることがあります。
また、審査の流れや申請に必要な書類についても各自治体によってさまざまです。
利用する際には、事前に各自治体のホームページなどで確認しましょう。
熱中症他施策補助金の対象となるもの
熱中症対策補助金の対象となるものは自治体によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
- ・エアコンの設置費用
- ・冷却タオルや保冷剤など熱中症予防のためのグッズの購入費用
- ・啓発ポスターの制作や、熱中症対策の講演会の開催など熱中症対策の啓発活動費用
- ・水分補給施設の整備費用
- ・熱中症対策用の温度計や湿度計の購入費用など
各自治体の熱中症対策補助金の対象となる費用については、自治体のホームページや担当部署で確認してください。
熱中症対策補助金は、自治体が熱中症対策に必要な費用の負担を軽減するための制度であり、利用することでより充実した熱中症対策が行えるようになります。
熱中症対策の補助金を利用するメリット
補助金を利用する最大のメリットは、熱中症による健康被害を防げることです。
熱中症は、高温多湿の環境で過ごすことによって発生する危険がありますが、補助金を利用して建物内の環境を改善するための設備やシステムを導入することで、熱中症のリスクを軽減できます。
例えばエアコンの設置、断熱材の追加、窓やドアの改修などが挙げられます。
各設備の導入により建物内の温度や湿度を調整でき、熱中症のリスクが軽減可能です。
また、補助金を利用することで設備やシステムの導入費用を抑えられるため、費用対効果が高くなるというメリットもあります。
熱中症対策に必要な設備やシステムの費用は高額になることがありますが、補助金を利用することでその負担を軽減できます。
補助金を利用することで健康被害の予防だけでなく、経済的なメリットも得られるため、積極的に活用することを検討すると良いでしょう。
熱中症対策に活用できる補助金一覧
熱中症は夏に起こる健康被害の一つであり、予防対策が必要です。
予防対策には、ある程度費用が必要ですが補助金を利用すれば、熱中症対策のコストを軽減できます。
そのためここでは、熱中症対策に活用できる補助金を紹介します。
これから熱中症対策を行う場合には、以降で紹介する補助金の参考にぜひ検討してみてください。
熱中症予防モデル事業
熱中症予防モデル事業は、環境省が令和3年度から始めた新事業です。
地域における効果的な熱中症予防対策を推進することを目的としています。
具体的には、以下のような取り組みが対象となります。
- ・熱中症予防に関する啓発活動や教育
- ・熱中症予防に必要な設備や機器の導入や改善
- ・ 熱中症予防に関する情報の収集や分析
- ・熱中症患者の救護や医療体制の整備
熱中症予防モデル事業の支給金額は、事業費の3分の2以内で上限は1,000万円です。
申請条件は、以下の通りです。
- ・熱中症予防に関する取り組みを実施する地方公共団体であること
- ・環境省が定める対策項目に沿った取り組みであること
- ・環境省が定める成果評価指標に基づいて、取り組みの効果を測定し報告すること
令和5年度の申請期間はまだ発表されていませんが、令和4年度と同じくらいの時期になると思われます。
エイジフレンドリー補助金
エイジフレンドリー補助金は、高齢者が安心して安全に働くことができるよう中小企業事業者による職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対し補助を行うものです。
補助金額は、事業費の3分の2以内で上限は100万円です。
申請条件は、以下の通りです。
- ・中小企業事業者であること
- ・ 高齢者が就労する業種であること
- ・ 安全衛生対策の実施計画を作成し、申請書に添付すること
令和5年度の申請期間は、令和5年3月1日から令和5年10月31日までです。
申請方法など以下厚生労働省のホームページから確認しましょう。
参考:令和5年度エイジフレンドリー補助金に係る補助事業者(執行団体)の公募について |厚生労働省
新型コロナウイルス感染症対策補助金
新型コロナウイルス感染症対策補助金は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた職場環境改善等に要する費用の一部を補助する制度です。
具体的には、感染予防対策、テレワーク対策、健康管理対策のいずれかに該当する改善対策にのみ使用できます。
熱中症対策についても感染予防対策に該当する場合があります。
たとえば、マスクやフェイスシールドなどの着用による熱中症リスクを低減するために冷却用のベストや扇風機などを購入した場合です。
この場合には、感染予防対策として補助金の対象となります。
しかし、新型コロナウイルス感染症とは関係なく、職場の温度や湿度を下げるためにエアコンや除湿機などを購入する場合は、感染予防対策として補助金の対象となりません。
令和5年度の新型コロナウイルス感染症対策補助金の申請期間は、令和5年4月1日から5月7日までです。
ただし、この期間は令和5年9月30日まで継続することとなっており、上限額等の取扱いについては今後変更される可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが令和5年5月8日から5類感染症へ移行されることに伴い、補助金の対象や条件も変更される可能性があります。
以下の厚生労働省のホームページから最新情報を確認しましょう。
熱中症対策におすすめの対策グッズ
熱中症対策をするための対策グッズは、熱中症対策の補助金を利用すると費用を抑えることができます。
そこで熱中症対策におすすめなスリーアールが開発した熱中症対策グッズを紹介します。
補助金を活用し、熱中症対策に取り組みましょう。
Qurra ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレス
まず熱中症におすすめなグッズとして『Qurra ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレス(品番:3R-NCW02)』の商品です。
こちらの商品は、首に巻くだけで、冷却と温熱の切り替えができるネックウェアです。
バッテリー内蔵でコードレスなのでどこでも使えます。
また、ボタン一つで冷却と温熱の切り替えが簡単ができるのも特徴です。
冷却は15℃~25℃、温熱は39℃~45℃といった3段階の温度調節ができます。
防水仕様なので汗や雨にも安心です。
冷却モードによる熱中予防対策、温熱モードによる血行促進や肩こり解消に効果的です。
特徴 |
・冷却と温熱の切り替えが簡単 |
効果 | ・冷却モードでは、暑さを和らげ熱中症予防に ・温熱モードでは、血行促進や肩こり解消に効果的 |
ネッククーラー ひえリングplus
続いて熱中症予防におすすめなグッズは『ネッククーラーひえりんぐplus(品番:3RーHRG02)』の商品です。
こちらの製品は、首に巻くタイプの冷却器具です。
ネッククーラーは、熱の吸収や放出ができるPCM物資を採用。
PCM物質は、28℃未満の環境であれば冷気を吸収し、自然凍結します。
また、水道水でもひんやり感が堪能できるため、手軽に繰り返し使用できるのが特徴です。
冷却の持続時間も約120分の冷却が持続されるため、熱中症対策グッズとして効果的なアイテムとなっています。
特徴 |
|
効果 |
・暑い日の熱中症予防対策に |
自動車用 柄を曲げられる 折りたたみ傘型サンシェード
熱中症予防におすすめなグッズ3つ目は『自動車用 柄を曲げられる 折りたたみ傘型サンシェード
(3R-KSA03/3R-KSA04)』の商品です。
車のフロントガラスにかぶせることで、日差しや紫外線を遮ることができるサンシェードです。
傘型の形をしており、柄の部分が自由に曲げられるので、ミラーなどに干渉せずに設置できます。
また、折りたたみ式なので収納も簡単です。
145×85cmの大きさで大型車まで適用できます。
収納ポーチ付きでコンパクトに収納できるのも特徴です。
業務で車を利用する方は、熱中症対策としてもっておくと便利な対策グッズです。
特徴 |
・10本骨の構造で、強風にも耐えられる丈夫さ |
効果 | ・車内の温度上昇を抑えることができる ・車内のダッシュボードやシートなどの劣化や色あせを防ぐことができる ・車中泊やドライブインシアターなどでプライバシーを守ることができる |
ライト&ミスト付きファン ソトミスト
そして最後に熱中症予防におすすめなグッズは『ライト&ミスト付きファン ソトミスト(品番:3R-STM01)』の商品です。
アウトドアや災害時に便利な、ミストを含んだ涼しい風を送るファンです。
ライトとしても使えるので暗闇でも安心です。
USB充電式なのでコンセントがなくても使用できます。
ミストを含んだ涼しい風が暑さを和らげてくれます。
野外での休憩時間や作業時の熱中症対策、アウトドア・災害時など、多様な使用用途として便利な熱中症対策グッズです。
特徴 |
・ボタンワンプッシュでミストを放出 |
効果 | ・ミストを含んだ風で、暑さを和らげる ・ライトで、暗闇を照らすことができる ・安心のUSB充電式なので、停電時やキャンプ場などでも使用可能 |
まとめ:熱中症対策を充実させるため補助金を利用しよう
暑い季節には避けて通れない熱中症。
しかし、熱中症対策には費用がかかる場合があります。
自治体が行う熱中症対策補助金を利用することで、熱中症対策を充実させることができます。
自治体によって補助金の金額や対象が異なるため、ホームページなどで確認し、申請することが大切です。
暑い夏を快適に過ごすために熱中症対策補助金を活用しましょう。
また、スリーアールソリューションでは、熱中症対策機器の他にもさまざまな測定機器を開発しています。
熱中症対策に悩んでいる方は、カタログページよりお気軽にお問い合わせください。