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現場仕事は熱中症に注意!おすすめ冷却グッズ6選 | 対策方法も

これからの暑い季節には、現場で働く人は特に熱中症に注意する必要があります。

熱中症は死亡する可能性もある怖い病気。では、現場仕事で熱中症リスクを減らすためには何をすればいいのでしょうか。

今回は、熱中症になりやすい条件や熱中症対策、おすすめ冷却グッズを紹介します。

熱中症カタログ

現場仕事で注意すべき熱中症について

夏の仕事現場は、高温多湿であることが多いです。

高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないと、熱中症になってしまう可能性があります。

熱中症は、体温の上昇により体内の水分・塩分のバランスが崩れたり、血流が低下したりすることで、

  • ・顔のほてり
  • ・めまい
  • ・筋肉痛、痙攣
  • ・だるい
  • ・吐き気
  • ・汗が多い
  • ・まったく汗をかかない
  • ・体温が高い
  • ・呼びかけに反応しない
  • ・まっすぐに歩けない

などの症状を引き起してしまいます。

症状によれば死亡の可能性もある恐ろしい病気であるため、「たかが熱中症」と侮ることはできません。

熱中症になりやすい条件

熱中症には、なりやすい温度・期間・場所・職種などの条件があります。

順にみていきましょう。

熱中症リスクのある温度

日本生気象学会の「日常生活に関する指針」、公益財団法人日本スポーツ協会の「熱中症予防運動指針」では、暑さ指数に則って熱中症リスクついて解説しています。

暑さ指数とは、WBGTとも呼ばれ、身体と外気との熱のやりとりに影響する気温、湿度、日射・放射、風をもとにした指標のことです。

作業時はもちろん、日常生活での熱中症リスクを判断できるものであるため、さまざまな場面で活用されています。

日常生活を含んだリスク表記のため、熱がこもりやすい作業時にはさらに注意深く熱中症リスクを判断しなければなりません。

以下は暑さ指数(WBGT)による指針と注意事項です。

温度の基準

(暑さ指数)

注意事項
31℃以上=危険

外出はできる限り避け、涼しい室内に移動しましょう。

特に高齢者は安静な状態でも症状が出る可能性が高いです。

28℃~31℃=厳重警戒

屋外では炎天下を避けましょう。

室内では温度の上昇に注意する必要があります。

25℃~28℃=警戒

激しい作業・運動の際には定期的な十分な休息を取り入れましょう。

25℃未満=注意 危険性は少ないののの、重労働・激しい運動の際には発生する可能性があります。

熱中症になりやすい期間・場所

熱中症が起こる原因として、気温だけでなく期間・場所などの条件に当てはまれば熱中症リスクは高まります。

熱中症になりやすい期間は、

  • ・梅雨~初夏など暑くなり始めた時期
  • ・急に暑くなる日
  • ・熱帯夜の翌日
  • ・気温と湿度が高いうえ、風が弱い日

となります。

また、熱中症になりやすい場所は、

  • ・晴れの日に日差しが強く、照り返しが強い場所
  • ・熱を発するもの(室外機など)の近く
  • ・熱がこもる場所

が挙げられます。

特に現場では照り返しが強かったり、熱がこもったりする場合が多いので注意が必要です。

熱中症になりやすい職種

熱中症は誰しもかかる可能性の高い病気ですが、その中でも高温多湿の環境で仕事をする以下の職種は熱中症リスクが高まります。

  • ・建設業
  • ・運送業
  • ・警備業
  • ・製造業
  • ・商業
  • ・清掃業
  • ・とちく業

これらの職種で働くのは屋外・空調設備のない屋内であることが多いですよね。

該当する職種で働く人や責任者は現場仕事中の熱中症について、よりいっそう注意することが必要です。

現場での熱中症対策

熱中症になりやすい現場で、どのように熱中症対策をとればいいのでしょうか。

  • ・こまめに休憩をとる
  • ・なるべく日陰で仕事に取り組む
  • ・首元を冷やす
  • ・透湿性・通気性の良い服装や帽子を着用する
  • ・扇風機を使う
  • ・気化式冷風機を使う

順に解説していきます。

こまめに休憩をとる

熱中症にならないように非常に重要な対策となるのが、こまめな休憩です。

休憩時には日陰で必ず水分補給をするようにしてください。

「汗をかいていない」「喉は渇いていない」と思っていても、気づかない間に汗をかいています。

喉の渇きを感じた際に水分をとるのは遅いため、喉の渇きを感じる前に、しっかりと水分補給をしましょう。

まだ大丈夫」と過信せずに、しっかりと水分補給を行うことが大切です。

また、発汗により水分だけでなくミネラルも失われるため、塩分補給も必要です。

汗が塩辛く感じるということは、ミネラルがどんどん排出されているということになるのです。

水やお茶だけでなく水に塩を入れたり、スポーツドリンクを飲んだり、塩分を含んだ飴を食べたりなどして対策をとるようにしてください。

なるべく日陰で仕事に取り組む

日陰で仕事に取り組むことも、熱中症対策となります。

直射日光の屋外で作業をすると、頭に熱がこもりやすくなり、熱中症の症状である顔のほてり・だるさ・意識障害などが起こりやすくなります。

そのため、屋外で作業をする際にはできるだけ直射日光を避け、日陰や風通しのいい場所で行うようにしてください。

屋内で作業する際にも日当たりがいい場所を避けた方がいいでしょう。

どうしても日が当たる場所で作業しなければならない際には、特に休憩をとることを重視してください。

現場管理者は、なるべく直射日光での作業にならないよう作業場所や時間帯の配慮に努めてください。

首元を冷やす

首元には太い血管が通っているため、冷やすことで効率的に体温を下げることができ、熱中症対策となります。

首元以外にも、わきの下、太ももの付け根などを冷やすのもいいでしょう。

体温が上がっていると感じる場合や、休憩の際には首元のように血流が多い場所を冷やすと効果的です。

透湿性・通気性の良い服装や帽子を着用する

熱中症対策として、透湿性・通気性の良い服装や帽子を着用することも大切です。

熱中症対策として薄着で仕事をする方もいますが、実は逆効果。

薄着は体温調節が上手くいかない可能性があるため、重ね着をするようにします。

汗を吸収する肌着を着用し、その上に通気性のいいトップスを着用することで、体内の熱を排出できます。

また、空調服を活用するのもいいでしょう。

空調服とは、小型ファンがついた服のことです。

服の中に風を送り込むことで、涼しい状態で作業できます。

扇風機を使う

作業時でも使える扇風機を使用することも、熱中症対策として有効です。

近年では首にかけられる扇風機が発売されています。

ほてりやすい顔あたりに直接風が当たるため、涼しく感じます

また、外でも使えるミスト付き扇風機も発売されています。

現場全体を涼しくするためにもぜひ活用してください。

さらに、休憩時にはハンディファンの利用もおすすめ。

手で持つタイプや置くタイプが販売されています。

水分・塩分をとりながら身体から熱を逃がし、休憩するようにしましょう。

気化式冷風機を使う

送り出す空気を気化熱の作用によって空気を冷やす、気化式冷風機も活用しましょう。

広い範囲を冷却できるため、複数人の熱中症対策に有効です。

また、ミストファンの使用もおすすめ。

水道水を微細なミストにして風を送れるミストファンは、温度を下げる効果があります。

屋外で作業をする際に効果的でしょう。

精密機器付近での使用はできませんので注意してください。

現場仕事でのおすすめ冷却グッズ6選

現場仕事ではさまざまな対策で、熱中症を予防できることがわかりました。

では、具体的にはどのようなグッズを使って対策すればいいのでしょうか。

ネッククーラー ひえリングplus

ネッククーラー ひえリングplusとは、首にかけるだけで冷却できるアイテムです。

特徴は、約120分間ひんやりが長持ちすること。

長時間冷却できることで、暑い現場でも体温を調整しながら仕事に取り組めます。

また、もし中身が溶けた場合にも28℃未満の場所に置いていけば再び凍ります。

充電の必要がないため、仕事中に何度も使用できるのは非常にうれしいポイントでしょう。

首元は太い血管が通っているため、身体の温度を下げられるため、非常に重宝できるアイテムだと言えます。

商品情報▶ネッククーラー ひえリングplus

ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレス

ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレスは、首にかけるタイプの扇風機です。

ハンディファンや首かけ扇風機は、どうしても生ぬるい風になって心地悪いことも多いです。

しかし、ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレスは首を直接冷やせます。

最低15℃までの温度調節が可能のため、ぬるかったり冷え過ぎたりという心配がありません。

また、温めることもできるため、冬にも活用可能。

夏・冬と活用できるのは非常に経済的だと言えるでしょう。

商品情報▶ネッククーラー&ウォーマー ひやぬっくコードレス

ライト&ミスト付きファン ソトミスト

ライト&ミスト付きファン ソトミストは、外で使える扇風機です。

本体上部に水タンクがあるため、ワンプッシュで細かいミストを含んだ涼しい風を放出できます。

普通の扇風機では「風がぬるい」と感じ、冷却できないことが多いですよね。

しかし、ライト&ミスト付きファン ソトミストは涼しい風を届けてくれます。

また、コンセントが必要ない充電式であるため、どのような場所でも使用できます。

休憩スペースなどに置けば、身体を冷却できるでしょう。

商品情報▶ライト&ミスト付きファン ソトミスト

2WAYハンディ扇風機

2WAYハンディ扇風機は、ハイパワーな強風から弱風までさまざまな強さで涼しさを感じられるアイテムです。

手持ちでもスタンドに置くことも可能なため、さまざまな場所で活用可能。

休憩時に冷やしたい場所に当てれば、体温を下げられるでしょう。

また、1度の充電で最長7時間の使用が可能です。

長時間使用できるため、現場仕事でも活躍します。

商品情報▶2WAYハンディ扇風機

健康を守るために現場での冷却グッズの活用を

熱中症は死にもつながる非常に怖い病気です。

熱中症を予防するには、さまざまな方法があることがわかりました。

現場の管理者は特に、作業員が熱中症にならないようしっかり対策をとり、必要であれば今回紹介したような冷却グッズを活用しながら、健康を守ってください。

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